のんべえ女子のぼっち酒

だいたい、ぼっち。たまに、誰かと。ビールが好きだけど、時には他のも。

新潟酒の陣2017へ行ってきた②

さて、新潟酒の陣について簡単に説明しておこう。

 

入場は無料だが、中に入っただけでは試飲はできない。

前売りで二千円のチケットをリストバンドとお猪口に引き換える必要がある。

後はそれぞれの酒蔵ブースでリストバンドを見せ、お猪口を差し出せば半分ほどお酒を注いでもらえるのだ。

 

だが、たかが試飲と侮ってはいけない。

今回の祭りではブースは八十以上、試飲の為に純米大吟醸など普段はなかなか手が届かないようなものもふんだんに開けられており、お代わりは無制限なのである。

ビバ日本酒天国。

 

とは言え、入場者数が7万人を超えるイベントだ。

通路はラッシュ時の駅のホーム並になる。

立ち飲みだけでは二時間ともつまい。

 

だからこそ、皆、テーブル席をゲットする為に必死なのだ。

 

無料で配布されたガイドブックを眺めつつ時間をつぶし、開場時間となった。

チケットの引き換えが終わった順に、会場内を通り抜けて外のテーブル席を目指す。

我々がたどり着いた時には、既に9割がた席は埋まっていた。

 

いやいや、そんな、二時間以上も並んだ挙句に立ち飲みって、そりゃ無いぜ。

気ばかり焦る中、しかし、なんとか隅っこにギリギリ人数分の席を見つけることができた。

 

さぁ、祭りを楽しもう。

 

無料で配布されたガイドブックで行きたいブースの目星はつけていたが、場内がまだすいていたので、ふらふらと手当たり次第にお猪口を差し出してみる。

みりんで仕込んだ梅酒をいただいてみたり、純米と純米吟醸を飲み比べてみたり。

 

ブースを15ほど回ってみると、お猪口半分ずつとは言ってもふわふわしてきた。

小腹もすいてきたので、酒のボトルとつまみを買ってテーブル席へ戻る。

 

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熱々の煮込みをつつきながら、冷やでちびちびと。

 

ちなみにこの純米酒、化粧水代わりにもなるとかで、ブースで手に塗らされた。

酒臭さは一切無し。

呑んでもうまい。

万能か。

 

座り飲みに飽きたら、また試飲の旅へ。

昼過ぎからは人が溢れて、ブースの前まで行き着けず、人と人の間にお猪口を持った手だけ突っ込み酒を注いでもらうような状態だ。

 

疲れたら、またテーブル席へ。

そうやって行ったり来たりで十五時まで飲み続けた。

 

中には自分の好みに合わないものもあったが、いただいたお酒は概ね美味しいものばかりだった。

メモを取っていなかったので、どれがどう美味しかったか、最早定かではないのが残念。

 

帰り道、満足のため息を何度もついた楽しい祭りであった。

 

しかし、同行者に、来年も参加するか訊かれたが即答はできなかった。

開場前の行列がなぁ…。

あれ、そのうち徹夜組とか出るんじゃなかろうか。

 

ゆっくりと考えよう。

新潟酒の陣2017へ行ってきた①

 雪の新潟。

しかし、ウィンタースポーツになど興味は無い。

目指すは日本酒。

 

ということで、新潟酒の陣へ行ってきた。

新潟県内の酒蔵が一堂に会す、日本酒の試飲販売イベントだ。

 

まずは前のり先のホテルの一室で一人前夜祭。

新潟限定のビールをいただく。

 

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正直なところ、ビールに際立った特徴は感じない。

普段、ヱビスを愛飲しているので、安定の味といったところ。

 

代わりにつまみが突き抜けていた。

関東でも、ぜひ販売していただきたいものだ。

柿の種チーズなど、常備すること間違い無い。

 

その後は、JR新潟駅ビル内にあるクラフトビール館へ。

エチゴビールさんのレッドエールをいただく。

 

このお店、タップが40もあるので腰を据えて飲んでみたいが、いかんせん狭い。

10人も入ればぎゅうぎゅうな立ち飲みスペースのみ。

店外にベンチを出すこともあるようだが、3月初めの夜に外ビールはつらい。

 

隅っこでちびちびとビールをいただいていると、酒の陣が話題にのぼっている。

 

地元民にとっては、県内外から何万人も集結し、しかも参加者がほとんど酔っ払いというイベントは、良い顔ばかりはできないらしい。

そりゃそうだ。

少々、耳の痛いご意見を肝に銘じて、店を後にする。

 

遅れて到着した連れ2名と合流したのは、夜十時。

新潟名物へぎそばを食べに、須坂屋そばさんへ向かう。

 

へぎそばの他、揚げ出し豆腐や栃尾の油揚げをつまみに日本酒で乾杯。

翌日に備え、一時間ほどで解散した。

 

酒の陣初日。

朝七時半に新潟駅へ集合すると、ご同輩らしき方々が足早に会場である朱鷺メッセ方面へ向かう。

開場は十時からだというのに、皆さんスタートダッシュが早い。

人のことは言えぬが。

 

なんだか嫌な予感がした我々一行は、タクシーを拾って朱鷺メッセへ。

所用時間十分弱。

なのに。

 

なんだ、この行列は。

 

タクシーの運転手さんによると、六時半には既に列ができていたとのこと。

おいおい、マジか。

 

何故、皆そんなに必死なのか。

 

それは、座りたいからだ。

 

会場内は酒蔵や名産品のブースがほとんどを占め、立ち飲み用のテーブルが場内に2〜3割程度置かれている。

そして、椅子の付いたテーブル席はというと、会場の外にビニール張りのスペースを増設して作られている。

その面積は、立ち飲みスペースよりも更に少ない。

 

皆、テーブル席をゲットする為だけに、十時の開場までひたすら屋外に並び続けるのだ。

我々もまた然り。

 

信濃川から吹きつける風に震えながら、立ち続ける。

全ては日本酒飲み放題、そしてテーブル席ゲットの為に。

ぼっちでフェスもまた一興

大好きなバンドが来日すると3月からずっと楽しみにしていたサマーソニック東京に参戦してきた。
当然のように、ぼっちである。

当日は朝から雨。
お目当のステージは屋内とはいえ、物販は屋外で行列必至。
雨対策をバッチリ整え、海浜幕張駅に9時に到着。

メインディッシュは20時からだが、せっかくのフェスだ。
気合だけは十分。

まずはチケットをリストバンドへ交換するべく、ゲートへ。
丁度と言おうか、駅を出て歩道橋に差し掛かる辺りで、一旦落ち着いていた空が再び泣き出した為、レインコートを着込む。

これが、暑い。

通気穴が付いているというのに、体温と湿気でみるみる内にコートの内部が湿っていく。
バッグが濡れないのがせめてもの幸いだ。

チケット交換を済ませ、物販エリアでタオルとTシャツを購入してからトイレで着替え、荷物をクロークに預けるまで1時間強。
まずは、一休み。

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イベントで飲むビールは大人のお楽しみである。
一番搾りで喉を潤しつつ、パンフレットでタイムテーブルを確認する。

音楽シーンにさほど詳しくない自分でも名前を知っているような日本のバンドは、基本的にQVCマリンフィールドに集まっている。
話のタネに観に行くのもいい。

ここでツレがいれば、よし行こう、となるのだろうが、ぼっちはそうではない。
メインはあくまで20時から幕張メッセで行われるステージである。

私が選んだのは、幕張メッセからは一歩も出ない体力温存作戦だ。
ステージエリアの隅っこに座りこんでライブを眺め、たまにフードエリアとトイレに赴くのを繰り返す。

おかげで、お目当のステージでは最前列をゲットし、心おきなくはっちゃけた。
フェンスにしがみついて大暴れした結果、両の二の腕はアザだらけだが、痛みすらライブの余韻である。

客観的に考えればかなりイタイことを言っている、という自覚は、終わった今だから、一応ある(笑)

予定通りに体力を全て使い果たした為、その晩は新浦安のホテルで一泊。
熱めの風呂にゆっくりつかり、部屋に置かれていたフットマッサージャーで足を揉みほぐして就寝した。

周辺のホテルで空きがなかなか見つからなかった為、ちょっとお高めな所を予約したのだが、まさか部屋にマッサージャーがあるとは。
オリエンタルホテル東京ベイさん、素晴らしい。

さて、ぐっすり眠って体力全快。
隣の駅は舞浜。
目指すべきは一つ。

ハーベストムーンさんのビールだ。

イクスピアリの中にあるレストランでは、ハーベストムーンさんのビールがいただけるのである。
夢と魔法の王国の目の前まで来て、ビール一択。
我ながら、見事なビールクズぶり。

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まずは限定のダンシングサマー。
レモン果汁入りのおかげか、かなり後口さっぱり。
炎天下が似合うお味だ。

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定番もいっておこう、とペールエールもオーダー。

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最後にも一つ、限定のナツコ。
小麦ビールは暑い季節に合う。

ジリジリと肌を焼く暑さの中を帰路につきながら、この夏を振り返る。

うん、いい夏だった。

自分でビールを注いでみよう

ビール好きなメンバーが集まるグループで、プラカップで美味しくビールを注ぐセミナーがあったので参加してきた。

場所は白金台のIRセカンドハウス。
あいにくの雨模様の中、テラスでの会合はちょっとした苦行だ(笑)

お店の方を講師に迎え、用意されたのはボールタップと、よく見るタイプの氷冷式サーバー。

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大手メーカーの某ビールを実験台に、まずはプロの注いだビール。

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美しい。
泡のきめ細かさに目を奪われる。
正直、好きではないビールなのだが(笑)

ちなみに、星のマークが写っているが、つながれていたのは別のメーカーのビールである。

見本を注ぎながら、いろいろレクチャーしていただく。

注ぐ時はカップを心もち斜めに持つ。
サーバーに対して向こう側に傾けるだけでなく、横にもずらし、注がれるビールが螺旋を描くと良し。

目からウロコだったのは、サーバーやカップは事前に水で濡らす、ということ。
流れがスムーズになるので、ビールに余計なストレスがかからないという。
サーバーはともかく、カップを濡らすなんて考えたことが無かった。

いろいろ踏まえ、いざ実践。

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…うん、まぁ、予想通りだ(笑)
量が半端なのはともかく、泡が粗いのがなんとも。

それでも何度かチャレンジするうちに多少はましになっていき、某ビールを打ち抜き、クラフトビールがつながれた後は、自分でも美味しいと思えるものが飲めた。

いや、単純に、クラフトビール自体がとても美味しいものだったおかげだろうか。

サーバーから注ぐ機会はそうそう無いが、今後は、何も考えずに注いでいた頃とは一味違うものが注げるはず。

たぶん。

今更感が半端ない

何の話かと言えば、さいたまオクトーバーフェストなのだ。
去年に続き、また大宮ソニックシティ前の公園で行われるとの事で行ってみたのだ。

去年はぼっち参加で、買物中に席を奪われるというハプニングがあったので、今回はその対策も立てていた。
夜勤明け、オープン時間前に良さげな席を確保する。

周りを見回すと、前回よりも販売ブースが増えている。
いいねぇ、さて、どこから行こうか。
しかし、その前に、席キープの対策をば…。

と、バッグをゴソゴソと探っていると、売り子姿の女性が近づいてきてチラシを差し出し、こう言った。

「出前やってまーす」

…なんだと⁉︎

デリバリーなどという、ぼっちに優しいシステムが取り入れられていたのだ。

各ブースの売り子を捕まえて、飲食とデポジット代を渡せば席まで注文の品を運んできてくれる。
おかわりの時も、空いたグラスを渡せば、後は飲食代の支払いのみ。
つまり、座ったまま延々と飲み続けられるのだ。

まぁ、サイズの違うグラスで注文すると、そこで一旦デポジット清算しなければならない、という訳わからん部分もあったのだが。

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という訳で、まずは真っ先に近づいてきたアルコブロイのビールから。

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続いてパウラーナー。

飲みながら、次に飲むビールの事を考えていると、隣の席の客にセールストークをかましている売り子の声が耳に入ってきた。

あれ、珍しくちゃんとビールごとの特徴を説明してる…。

売り子のアルバイトをしているからといって、ビール好きとは限らない。
だから、売り物の説明も満足にできず、美味しいですよーとかオススメですよーくらいのトークしか聞けない中で、彼女は明らかに違った。

制服をチラ見すると、ヴァルシュタイナー。
よし、締めのビールは彼女から購入しよう。

そう決めると…意外と近くに来ないものなのだな、これが(笑)

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前のビールを飲み干して、空のグラスで乾杯の歌を聴くこと二回。
ようやくお目当の彼女を捕まえて、オススメされたビールを購入した。

しかし、売り子さんに、絶対あなたから買おうと思って探してたんですよー、なんて言っちゃったけど、下手なナンパオヤジみたいだっただろうか…(笑)
徹夜明けで飲むのは危険だ。

まぁ、酔っぱらいの恥は基本かき捨て。
ビールが美味しく飲めればオールオーケー。

去年のイヤな気分をすべて塗り替えられたことに感謝して、私のオクトーバーフェストは終了した。

来年も、また行こう。

けやきひろば秋のビール祭り2015

少し前に春の話をしたばかりだが、容赦無く季節は巡る。
あっという間に秋の祭りがやってきた。

何故だか、今回は祭りがくるという実感が遠く、行ける時に行けばいいや、という、ゆるいスタンスでの参加となった。

開催初日は夜勤だったため、翌日、夜勤明けの帰り道にふらりと寄ってみた。

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目についたYマーケットさんのブースで、セッションIPAと手羽先を購入。
決して、ビキニのオネエサンの看板に引き寄せられた訳ではない(笑)

ちなみに、後日、酔った勢いで看板のオネエサンはどなたかと尋ねてみたら、名古屋の店舗にお勤めの店員さんと判明した。
酔っぱらいは怖いもの知らずである。

ビールはいつも通り、安定の美味さ。
甘辛な手羽先にはインペリアルIPAの方がよかったかとも思ったが、さすがに完徹でアルコール分9%は怖い。

その翌日は休みだったので、朝から参加。
開場30前から並んで、無事、テーブル席もゲット。

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城端さんのアールグレイとそばプリは、最早、自分的祭りの定番だ。
ふんわり甘い香りのビールに、出汁のきいたそばプリをポリポリは癖になる。

この日は5杯ほど飲んで終了。
シメはhokkaidoブルーイングさんのメロンウィートで、まんまメロンな香りを堪能した。

やっとこさ祭りを楽しむエンジンがかかったような気がしたものの、翌日からは仕事が続き、迎えた最終日。

当日と翌日、連休を取っておいたのだから飲むしかあるまい。
最終日で祝日とあっては人出がすごかろう、と開場1時間前にさいたまアリーナに到着。

どっこい、開場待ちの行列は40人弱というところで、己れの勇足に苦笑が浮かぶ。
そうか、皆さん、そこまでの意気込みは無いのか。

ゆったりとテーブル席をゲットした後は、欲望の赴くままに食べて飲んだ。

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ARROWSさんのビール角煮は、春の祭りで惚れた一品。

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田沢湖さんのケルシュは、行きつけのビアパブ店長のおすすめ。

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シメは、隣の席のカップルが飲んでいて、きれいなオレンジ色に惹かれて販売ブースを尋ねてしまったシェッファーフォッファーのグレープフルーツ。
ヴァイツェンとグレープフルーツジュースのミックスだそうな。

最初のゆるいスタンスはどこへやら。
オープンからクローズまで、9種類ほどを楽しんだ。

それはいいとして。

最近は、こういった祭りでいろいろな美味しいビールを楽しむ機会が増えたためか。
今回いただいたビールも、もちろん、すべて美味しかったのだが。
目を見張るような美味しさのビールには、久しく出会えていない気がする。

それが少々さびしい。

けやきひろばビール祭りは、2016年の開催日程は未定のようだが、次回で15回めとのこと。

次は、そんなビールに出会えるだろうか。

ACBEへ行ってみた

アルファベットの並び損ないのようであるが、American craft beer experienceの略。
ものすごく簡単に言えば、アメリカ産限定のクラフトビール祭りである。

海外のビールというとドイツやベルギー辺りを思い浮かべてしまうが、アメリカのビールってどんなんだっけかなぁ、などと考えつつ、向かった先は東京ニューピアホール。

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ストーンやシェラネバダといった聞き覚えのある名前から、そんなんもあるんか、といったものまで、会場の壁二面いっぱいにブースが並ぶ。

気をつけないと人にぶつかってしまうのは、盛況なだけでなく、大柄な人が多かったせいもあるだろう。
場内の三割くらいは外国人だったのではなかろうか。

ブースを順に一つ一つ見て行ったところ、人を避けるのに疲れてしまい、もう何でもいいから飲んでおこうと思い始めたところでシェラネバダのブースに行き着いた。

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そんな訳で、ペールエールごくごく。
美味い。

混み合う場内での立ち飲みは落ち着かず、他はストーンのIPAなど無難なところをいただいて早々に退散したが、楽しかった。
他のお国縛りの祭りも見てみたいものだ。

20年以上前になるが、ニューヨークとワシントンへ行った事がある。
食事をする度に、失礼ながら、味オンチのお国だなぁ、という印象が拭えなかった。

あの頃の自分に、このビールを飲ませてあげたいと切に思う。
まぁ、当時は飲酒年齢に達していなかったので何にせよ不可能なのだが。

今、これらのビールに出会えた事は幸せだ。
歳をとるのも悪くない。