のんべえ女子のぼっち酒

だいたい、ぼっち。たまに、誰かと。ビールが好きだけど、時には他のも。

島根を巡ってぼっち酒①

1月末、冬休みがなんと5連休でとれた。
しからば少し足をのばしてみるか、と島根県へ行って来た。
去年はお伊勢へ行ったので、今度は出雲という単純な理由だ。

ルートを調べてみると、やはり遠い。
空路で向かっても約7時間という道程。
手荷物を預けたりなんだりで、更にかかるくらいなら…よし、いっそ陸路で行ってしまえ。

始発で家を出て、まずは新幹線に乗った。
前日は帰りが遅かった事もあり、駅弁で腹を満たした後はひたすら寝る。
爆睡も困るので酒抜きで、ただただ寝る。

途中、目を覚ましたら窓の外が雪景色だったが、あれはどこだったのだろう。
次に起きた時にはからっと晴れていたので、なんだか夢のようにも思えたが。

とろとろと寝たり起きたりを繰り返して、3時間強で岡山に到着。
次は特急へ乗り換えだ。

しかし、ここでトイレに行っているうちにうっかり1本乗り遅れ、約1時間の待ち時間ができてしまった。
こういうのも旅の醍醐味だよね、と自分を慰めつつ、駅のベンチでマンウォッチングなどして時間をつぶす。

自分はダウンコートにウールのマフラーでもうすら寒いのに、駅構内を歩く人のやけにダウンベスト率が高かったのが不思議な地、岡山。

特急やくもに乗り込んで、再び約3時間。
電車は基本、横揺れだと思っていたが、変な縦揺れもくる路線だ。
旅行後、島根出身者に話したら「電車で行ったの⁉ あれ酔うでしょうよ」と呆れられた。
確かに、おやつくらいならともかく、食事はいろんな意味でつらい気がした。

そんなこんなで出雲市に到着。
しかし、旅路はまだ終わらない(笑)

ご当地グルメの割子そばで腹を満たした後は、一畑電車へ乗り換えて約20分。
ようやく出雲大社前駅にたどり着いた。
移動のみで約9時間の道程である。

帰りは飛行機も検討しよう、と己れの物好き加減を笑いつつ、この日のお宿であるますや旅館さんへ向かう。
出雲大社まで徒歩3分、しかも温泉有りというのがウリの為か、かなりの混み具合。
人の事は言えないが、平日なのになぁ、と思ってしまう。

せっかくの温泉ではあるが、館内図で見たところ、大浴場の面積が自分が通された部屋とあまり変わらない。
押し合いへし合いでは余計にぐったりしてしまいそうだったので、おとなしく部屋の風呂に浸かって移動の疲れを癒す。

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地酒の八千鉾が胃の腑に染み渡る。
関東人の性で醤油の甘みに微妙な違和感を覚えるが、そこは致し方なし。

翌日は、まずは出雲大社のお参りからと思っていたが、木の鳥居に着いた途端に雨が降り出してきた。
そこで、もう一つのお目当てである古代出雲歴史博物館から行く事にする。

入館料が600円と事前に聞いていたので、ぼんやりと1時間程度で回れるような規模を想像していたのだが、どうしてどうして、見ごたえたっぷりで2時間弱を費やした。

神話シアターなんてのもあり、そこで上映される全てのプログラムを観ていたら、更に2時間はかかってしまいそうだったので、こちらは断念。
しかし、発掘物だけでお腹いっぱいになれるので、1度は行ってみる価値ありだ。

博物館を出ると雨があがっていたので、出雲大社へお参りに行く。
木の鳥居をくぐって進むと、ゆるい下り坂。
なんとなく神社は高い位置にある物という意識があったので、軽いカルチャーショックを受けた。

拝殿でお参りし、御本殿の周りを回り、橋を渡って神楽殿の巨大なしめ縄を見上げて終了。
博物館で何かを使いきってしまったようで、実にあっさりとした参拝であった。

かねやというお蕎麦屋さんで釜揚げそばをいただき、次は玉造温泉へ向かう。
宿は星野リゾート界さん。
贅沢にも2泊だ。

こちらのお宿、大浴場に日本酒が置いてあり、露天風呂で月見酒が楽しめる。
夕食前に軽く一杯。
日暮れ前だし、天気もイマイチだったので、単に風呂で酒を飲んでいるだけになってしまったが、まぁ良しとする。

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夕食では、界オリジナルの日本酒とやらをいただいてみた。
すっきりしていて、飲みやすい。
蟹やら、8種類それぞれ味付けの異なるお造りやらに舌鼓を打った。